Luminance HDRのHDR Creation WizardにおけるProfileについて

(前回からの続き)
Luminance HDRで画像を読み込ませる時のProfileを1から6まで調べてみた。
まずWeighting functionにはTriangularとPlateauとGaussianの3種類あって、そのそれぞれにResponse curveとしてLinearとGammaがある。デフォルトのProfile1はTriangularとLinearとなっている。

今回比較した画像においては、Weighting functionのTriangularとGaussianの違いに目が行った。Triangularは若干コントラストが高く出るようだ。その分、見栄えが良くなるわけだが、これまでは高輝度部分の破綻が目立つことも多かった。
それに対して今回比較したGaussianは若干もっさり気味だが、高輝度部分の白飛びが抑えられ、グラデーションが滑らかに描かれるようである。
撮影後の処理でそれが可能になると、だいぶ楽である。

Response curveのGammaは彩度を上げてカラーノイズを増幅してしまうようなので、私は通常は使わない。
パターンとしては、デフォルトのProfile1で処理して高輝度部分に問題が出るような時はProfile5を試してみるということになりそうである。

画像


今年初めにLuminance HDR 2.2.1のProfile1でHDR化して動画用のいつもの仕上げをした画像と、同じ原画を2.3.1のProfile5で処理して同様に仕上げた画像とを比較している。下の全体画像は2.2.1の方である。
この破綻を防ぐには撮影時のブラケット幅を広げるか、ブラケット枚数を5枚とかに増やすしか方法はないと思っていたので、Luminance HDRのProfileの変更でもある程度の効果があるとわかったことは、何よりも朗報といえる。